歩くことをエンターテイメントにして、
ウェルビーイングをサポートするaruku&の試み

ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」を
運営するONE COMPATH(ワン・コンパス)。
その代表取締役社長 CEOである早川 礼さんに
サービスの内容や特徴、
利用者の声などをお伺いしました。
さらに早川さんご自身の歩くこととの向き合い方や
シューズ選びなどに関してもお話を聞き、
歩くことの大切さについて考えてみました。


早川礼さん
株式会社ONE COMPATH

代表取締役社長CEO
早川 礼さん


【profile】
1977年、東京生まれ。
大学卒業後、2000年凸版印刷に入社。
商業印刷部門の営業として旅行代理店等を担当した後、
2006年には博報堂ほか4社の合弁会社であるBrandXingに出向。
企業や商品ブランディング、商品開発、ECサイトの立ち上げ支援などを経験。
2011年より電子チラシサービス「Shufoo!」事業においてマーケティングや新規事業立ち上げに従事し、
2019年より代表取締役を務める。





ーONE COMPATHさんの事業内容を教えていただけますか?

早川 「TOPPANのグループ会社で、デジタルメディアの運営を中心に事業展開しています。
2019年に株式会社マピオンから社名変更し、
日常の暮らしを便利に、日常の暮らしを楽しくする事業開発を行なっています。
現在は地図検索サービス『Mapion』、電子チラシサービス『Shufoo!(シュフー)』、
ウォーキングアプリ『aruku&(あるくと)』などを運営中です。」




ーウォーキングアプリaruku&のサービスについてお話いただけますか?

早川 「弊社の得意分野である位置情報の取り扱いをベースに、
今後のヘルスケア分野の伸びに着目して立ち上げました。
元々、位置情報ゲームを展開しており、ゲーミフィケーションのノウハウの蓄積がありました。
それを組み合わせた時に生まれたアイデアがaruku&です。『あなたの一歩が宝にかわる』をキーワードに、
移動するだけの一歩がお得につながったり、楽しみにつながったり、
誰かとのコミュニケーションにつながったりするなど、
歩行の価値を高めることをミッションとしてスタートしたサービスになります。」


ウォーキングアプリaruku&人生100年時代を自分らしく過ごせるように、
繰り返す日々の移動をもっと楽しく価値あるものにすることをめざして開発されたaruku&。




ー実際のサービスはどのようなものになるのでしょうか?

早川 「2016年11月にスタートし9年目になります。
個人向けと法人向けのサービスがあり、歩くと地域名産品などが当たるキャンペーンに応募ができたり、
電子マネーなどに交換ができるポイントが貯まったり、地図上に現れるキャラクターのミッションをクリアすると、
そのキャラクターをコレクションできたりと、楽しんでいただく要素が盛り沢山。
そのため、いつの間にか歩くことが当たり前になります。
今日は1万歩歩かなきゃとか、もう1体キャラクターに接触してから家に帰るぞとか、
歩くついでに駅の周辺を散策してみようとか、行動変容にもつながっていきます。」




ー実際に楽しまれているのはどのような方が多いですか?

早川 「ユーザー層はとても幅広いです。特に30代から60代がメインで男女半々ぐらい。
アプリの累計ダウンロード数は250万人を超え、法人ユーザーは200社を超えています。」




ーユーザーからの反応はいかがでしょうか?

早川「以前、手紙が届いたことがあり、元々足が悪くてなかなか外に出るのも億劫だったのが、
このアプリを見つけて少しずつ歩くようになり、それが楽しくてどんどん歩数が増え、
歩く習慣化ができましたと書かれていました。
aruku&のおかげで自由に外出ができるようになりましたと喜んでいただき、とても嬉しい思いがしました。」




ー素敵な話ですね。他にもエピソードはありますか?

早川「2024年にaruku&を利用しているユーザーさんと、私が一緒に食事会をするという企画で参加者を募集したところ
3000人ほどの応募がありました。
6人ほどの方と食事を一緒にしたのですが、
aruku&をこうしてほしいという嘆願書を持ってこられた方までいらして、
みなさんの熱い思いを感じることができました。
夫婦で共通の趣味ができたことで健康も促進され、
一緒に喋る時間も増え重宝していますというお声もいただきました。」




ー早川さんご本人もやはり歩くことが好きですか?

早川「さすがにウォーキングアプリの社長を務めているので、歩くことは日常にしています。
本当は1日1万歩歩きなさいって、お医者さんに言われたんですけど、平均7500歩ぐらいですかね。
1駅前で降りて会社まで歩くなど意識しています。
また休日は子供と山登りを最近ちょくちょくしています。」




ーONE COMPATHの社員の皆さんも歩くことを意識されているのでしょうか?

早川「定期的にウォーキングイベントを行なっています。
さらに企業横断で1日3000歩は歩きましょうという『1day3000』というイベントも行なっています。
今では500社ほどの企業が参加し、歩くことを競ったりして楽しんでいただいています。」





ーaruku&の法人サービスというのはどのようなものなのでしょうか?

早川「企業の健康経営支援のサービスです。
会社でaruku&と契約していただき、社員がアプリをダウンロードすると、
それぞれの方の1日の歩数や社内でのランキングなどが可視化されます。
部署ごとや役職別などでチームも組めますので、
健康はもちろん社内のコミュニケーション活性化にも役立つかと思います。
企業だけでなく、行政や自治体なども関心を持っていただき、参加いただいています。」



早川礼さん



ー早川さんは歩くときに意識されていることはありますか?

早川「姿勢良く歩くことと比較的大股で歩くようにしています。
特に姿勢を意識すると気分良く歩けますし、
やる気アップにつながる善玉男性ホルモンのテストステロンの増進にもつながると聞きました。
姿勢良く歩いていることはイメージアップにもなりますしね。」




ーシューズに関してはどのように選ばれていますか?

早川「革靴が好きで、日常生活でもほぼ履いています。経験上、革靴は特にサイズ選びが大事。
いくらデザインが好きでもサイズが合っていないと痛くなってしまい、結局履かなくなってしまいますから。
実は何度もそんな失敗をしているんです。
それと歩いた時に足が左右にブレないかも気にしています。
歩きやすさは重要視していますので、じっくり試着しながら履いた感覚を確認しています。」




ー仕事での服装はどのようなものですか?

早川「会社の服装は基本的に自由です。
TPOに合わせお客様に失礼のないようには社員全体で心がけてはいます。
ですので、私もTシャツなどカジュアルスタイルの時もありますが、その場合でも革靴を合わせています。
役職もありますが、靴だけはちょっと硬めが自分の好みに合っているんです。
スニーカーは休日たまに履くぐらいですが、上品なレザースニーカーが好きですね。」




ーmetaインソールをご使用されていますが、どのように感じられていますか?

早川「metaインソールを入れているだけで、全然履き心地が違います。
土踏まずのところがしっかり押され、後ろの方からかかとにかけてグッと持ち上がる感じで、
気持ちのいい履き心地です。数センチ視線が高くなり、姿勢も良くなるおかげで、歩数が自然と伸びますね。」





ーmetaインソールは3点で支えるので姿勢が良くなるという効果が見られます。

早川「なるほど。やはり自分の足で歩けることは健康にとって不可欠ですし、
さらに防災では自分の足で避難できることがとても大事。
人生100年時代の今、歩けることが大きな鍵になると思います。」





ー最後にaruku&の今後の展開をどのように考えていますか?

早川「みんなで歩いた方が楽しいし、続けられるというのがaruku&のコンセプト。
コミュニティの中でaruku&を使ってもらい、励ましたり刺激をしあいながら、
歩くことを習慣化できるような施策をしていきたいと思います。
さらに歩くだけで健康になれるわけではないので、
睡眠や食事などの日常習慣のデータとも組み合わせることで、
ウェルビーイングを実現する手助けができればと考えています。」



早川礼さん




早川さん愛用のシューズ

ビジネス用シューズにmetaインソールを入れている早川さん。
姿勢が良くなり、歩数も自然に伸びると大満足の様子だった。




【metaインソール 搭載シューズ一覧】

メンズ


ウィメンズ



【metaインソール 搭載スニーカー一覧】

メンズ



ウィメンズ

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