
人気スタイリストが語る
『metaインソールとファッション』
ー VOL.3 犬走比佐乃さん

数々の女性誌やテレビ、広告など
多彩な分野で活躍する「マダム犬走」こと犬走比佐乃さん。
卓越した審美眼でセレクト&スタイリングするご自身の着こなしにも、
多くのファンを持ちます。
さらに健康や姿勢に関しても意識したモノ選びや
ライススタイルを心がけている犬走さんに、
シューズ選びのコツやmetaインソールの感想をお伺いしました。
【PROFILE】
スタイリスト
犬走比佐乃さん
文化女子大学短期大学部被服専攻科を卒業し、SUNデザイン研究所に入社。
主にファッションショーのスタイリストとして高田賢三、サン・ローラン、クリスチャン・ディオール等のショーの制作に携わる。
1985年に独立し、フリーランスのスタイリストとしてファッション全般の広告、雑誌関係の仕事を中心に、
セミナー、トークショー等でも活動している。
女優のスタイリングも手がけ、著書に『大人のおしゃれのエッセンス』(講談社)がある。
ー最近の女性のシューズについてどのように思われていますか?
犬走「ヒールが中心だった女性のシューズですが、ここ最近になってファッションアイテムとしてのスニーカーが市民権を得たと思います。
デザイナーズブランドのコレクションなどでもランウェイで履くようになって、
こんなスタイリングにも履いてもいいんだっていう流れができました。
以前は机の下にヒールを置いておいて、会社の往復はスニーカーという人も多かったですが、
日本では東日本大震災を境に、歩きやすい靴というものがより受け入れられるようになったかと思います。」
ーファッションに合わせるシューズ選びはどのようにお考えですか?
犬走 「TPOをわきまえることがまず大前提です。
私自身のルールとして、デニムにスニーカーを合わせるのはNGにしています。
当たり前すぎてしまうので自分自身でも仕事のコーディネートでも、基本的にはそういう合わせ方はしません。
デニムの時にはフラットだったらローファーなどを合わせます。
逆にパンプスはドレスダウンした時やワークパンツなどカジュアルな時に合わせたりするのがポイントです。」
ーキャリア系の女性のファッションに関してはいかがですか?
犬走 「オフィスでもカジュアル化が進んでいますが、やっぱりジャケットを着ることをおすすめします。
1枚羽織るだけできちっと感が出ますし、特に夏はTシャツ1枚でもジャケットを着るだけでサマになりますから。
そこに何かをちょっと巻いたり、ネックレスを付けたりすればさらにおしゃれになります。
ニットだとちょっとラフすぎるかなと思いますね。
私自身も人と会う時やちゃんとしたい時はジャケットを着ていくことを心がけています。」
ージャケットを着用されているイメージが強い犬走さんですが、女性のジャケット選びのコツはありますか?
犬走 「まずはサイズが身体に合っているかが重要です。
着ていて変なシワが出てしまうものなどは避けて、襟の形などその人に似合っているかということは大切です。
肩パットなしやノーカラーのジャケットなどジャケットのデザインバリエーションもあるので、
コーディネートに合わせてセレクトされるといいと思います。」
ーシューズに関してはいかがですか?
犬走 「今の時代、やっぱり履いていてラクというのは避けられないことかと思います。
そうなるとヒールは7cmくらいの高さまで。それ以上は体への負担が大きくなってしまいます。
ヒールを履くと姿勢は自然と良くなるので、立ち姿が美しくなると思います。
ショーウィンドウで自分の姿を見た時にあれっ?と思いたくないので、背筋がピンと伸びていることは大切ですね。
ジャケットを着た時にも背中の形は気にしていて、後ろ姿を意識するようにしています。」
ー犬走さんはインソールを以前から愛用していると伺いました。
犬走 「以前は足に対してそれほど意識していなかったのですが、ヨガをするようになり足に対する意識が高まりました。
足指を広げるグッズを装着して寝るようになり、しっかり足の指が開くようになり、歩いていてつまずかなくなりました。
現在はフラメンコを週一でやっていますが、フラメンコ用のヒールを履いて鏡を見ながら踊るのでやっぱり姿勢を意識するようになりますね。」
ー今日のスタイリングのポイントを教えていただけますか?
犬走 「ホワイトのスニーカーを立たせるために、ブルーを基調としたコーディネートにしました。
金ボタンのダブルジャケットにクレリックシャツを合わせ、パンツもネイビーを選択。
グレーのパンツだとメンズっぽくなりすぎるので、発色が綺麗な柔らかいポリエステルのパンツを合わせました。
首元にもブルーのスカーフを合わせ、青のグラデーションを効かせたコーディネートにしています。」
MAL9112MT WHITE
¥31,900(tax included)
足入れの良い木型で、きらめくルーチェのラインが特徴的なクリーンな印象のメタインソール搭載レザースニーカー。
ソフトな履き心地が特徴で、カジュアルなスタイルにはもちろん、キレイ目ジャケットなどに合わせた大人のスタイリングに最適。
ーマドラスのmetaインソールスニーカーの印象はいかがですか?
犬走 「まずは履き心地がいいですね。締め付け感もなく、きちんと足が動いている感じがします。
足入れもスムーズで、ソールの返しもしっかりしているので、足どりも軽快です。
デザインもちょっと丸い感じで、可愛いくて好きですね。」
ーマドラス自体の印象はいかがでしょうか?
犬走 「メイド・イン・ジャパンで丁寧なものづくりをされていると思います。
男性のシューズの印象が強かったですが、インソールに力を入れていることを知り、注目度も高まりました。
先ほどジャケットの話をしましたが、女性でもキャリアの方は特に男性のドレスシューズのようなデザインのシューズを求めている方も多くいらっしゃいます。
ローファーはもちろんですが、プレーントゥなどもレディースモデルをぜひ作ってもらいたいと思います。」
ー犬走さんのこれからの目標を教えてください。
犬走 「一番やりたいのは映画なんです。
元々、パリコレなどショーの仕事からキャリアをスタートして、
カールラガーフェルドさんやケンゾーさんなどと直接触れる機会があり、みんなで作り上げる世界を間近でみられました。
その後、スタイリストとして独立して、ショーの手伝いや広告やドラマの仕事などをしていますが、
今までの経験も踏まえて、大好きな映画に携われたら嬉しいですね。」
今シーズンの犬走さんおすすめのコーディネート
グレーのパンプスに合わせて、ブルーグレーのジレとワイドパンツを合わせました。
ジャケットではちょっとカッチリしすぎるので、春らしく抜け感のあるジレをセレクト。
腕のデザインに特徴があるネイビーのシャツには、アクセサリー的に光沢感のあるネイビーのスカーフを組み合わせています。
時計のベルトもネイビーで揃え、ベルトとバッグに白を入れてアクセント付けしています。
MAL9122MT L-GRAY-S
¥38,500(tax included)
カットワークとラインストーンをあしらったゴージャスなデザインが特徴。
美しいカットワークデザインから覗く素肌が抜け感のある春夏らしいパンプス。
裏地の素材は、スエード調の合成皮革素材を使用していて、ソフトで優しい足あたりです。
7cmの美フォルムと美しいデザインで女性をエレガンスに彩ります。
【metaインソール 搭載シューズ一覧】
メンズ
ウィメンズ
【metaインソール 搭載スニーカー一覧】
メンズ
ウィメンズ