ストレートチップ(メンズ)
対象件数:18件
対象件数:18件
ストレートチップとは
主にドレスシューズのデザインで真上から見た時につま先部分に真横にラインの入っているデザインです。「キャップトウ」、「一文字」とも呼ばれます。多くの場合は、甲革のつま先に革パーツを1枚かぶせた形で縫い付けた形で、その縫い目とパーツの端の部分がラインとなっています。縫い目の部分にパンチ穴の穴飾り(パーフォレーション)があるデザインは「パンチドキャップトウ」、それに加えて羽根やかかと部分の縫い目にも穴飾りがあるものは「クォーターブローグ」、さらにつま先に装飾的な穴飾り(メダリオン)もあるものは「セミブローグ」と呼ばれます。基本的に穴飾りが多いほどカジュアルな印象になります。ストレートチップの選び方
メンズのフォーマル靴は黒の穴飾りの無い内羽根ストレートチップ一択になります。ソールの厚みが薄いもの、真上から見てソールのはみ出しが少ないもの、甲革にツヤのあるものがフォーマル度の高いシューズになります。日常用と別にフォーマル用を1足、常にご用意しておくことをお勧めいたします。日常用としては、フォーマル度の高いデザインのためビジネスで重要なシーン(商談や面接など)に適しています。基本的に黒がよいと思われますが、業界の性質によっては茶色の着用も問題無いかと思われます。また、デザイン的にオーソドックスなデザインで近年人気のデザインですので、平常時のビジネススタイルでも大いに活躍するデザインでもあります。黒で穴飾りの無いデザインですと堅苦しい印象になりますが、茶色や穴飾りのあるデザインはカジュアル感のある印象になりますので、普段用にはおすすめです。外出が多く歩くことの多い方はマドラスウォークなどの歩きやすいシューズがおすすめです。
試着の際に気を付ける点としては、ストレートチップの場合、内羽根式のデザインが多いですが、この方式の場合、羽根が前で甲革に縫い付けられており横に開き方を調節できる度合が少ないので、甲の高い方、甲の低い方は合わない場合がございます。ひもを締めた時に羽根が上の方で数ミリ開く程度が適度な状態です。また、足指の付け根の部分で足の上側と甲革の間の空間があき過ぎになっている場合は、着用を始めるとその部分の甲革が深く折れ曲がり足に当たり痛みを感じたり、深い履きしわが入ったりする可能性が高いです。その部分を指で押して足と甲革の間の空間があき過ぎていないか確認することをおすすめいたします。