国際貿易
- 2010年入社
- G.F


現在の仕事
アジアやヨーロッパなど海外メーカーで生産した靴の輸入業務になります。輸入の手続きや通関にあたっての必要書類の準備、通関後の会社倉庫までの配送手配などが主な業務です。海外メーカーに対する商品代金の送金や決済を銀行に依頼する業務なども行なっています。通関で一番大切なことは関税を正しく支払うことですので、そこは特に注意して業務を行なっています。
インタビュー・1日のスケジュール
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転職のきっかけを教えてください。また、マドラスを選んだ理由は?
私はもともと通関業者で働いていました。そこで身に着けた貿易に関する知識を活かせる職場を探していたところ、マドラスから貿易実務経験者募集という求人が出ていたので応募しました。通関業者では通関という限定的な一部分だけでしたが、メーカーサイドでは貿易全体を見られるということに魅力を感じました。海外から商品を輸入し、倉庫に納めて、期日通りに店舗まで届けるという、シューズメーカーならではのダイナミックさを味わえるのがマドラスを選んだ理由です。
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仕事の面白い部分、難しい部分、大切にしていることを教えてください。
一度に数万足の商品を輸入することもあり、それだけ大量の商品を動かすことにやりがいや面白さを感じます。難しいところは、船は天候や途中に寄る港の混雑等で頻繁にスケジュールが変わることです。生産が遅れて急ぎでほしい貨物があるときは、船のスケジュールが変わってしまわないかヒヤヒヤすることもあります。
また輸入には関税の納付が伴います。靴の種類、原産地によって税率が変わり、インボイス(請求書)に記載されている金額以外にも、生産にかかったコストを申告しないといけません。もしも間違って申告した場合は脱税行為と捉えられかねないので、正しい申告をするように気をつけています。 -
ご自身の仕事に対する思いを教えてください。
貿易の仕組みは、外国とのEPA(経済連携協定)の成立や政治の方針によって変化していくことが頻繁にあります。そのため常に新しい知識を得て、正しい申告ができるように努力しています。社内では特に商品部とのやりとりが多く、船や通関、納品のスケジュールを確認する作業が大切になります。社外では通関業者や船会社とこまめに連絡を取り、ミスが起こらないように務めています。
1日のスケジュール
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6:30
起床
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7:00
朝食
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8:50
出社
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9:00
メールチェック、貿易課ミーティング
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10:00
輸入貨物のスケジュール、通関内容について確認
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12:00
昼食
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13:00
銀行へ貿易関連書類の提出、受け取り
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15:00
海外送金の準備
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16:00
船会社の営業さんが来社
今後の予定等意見交換 -
18:00
退社
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19:00
帰宅
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23:00
就寝
お気に入りの靴

DMA100 BROWN
社内での事務作業がメインなので、仕事では快適さを重視したシューズ選びをしています。このDMA100はマドラスが独自開発したソールで靴内がムレにくく、足圧を分散させるので衝撃吸収をしっかりしてくれます。また抗ウイルス・抗菌加工もされているので、清潔な状態が保てるのも嬉しいところ。ゴム製の靴紐で、靴の脱ぎ履きもスムースにできるラクチンさもお気に入りです。
