ウィングチップ(メンズ)
対象件数:4件
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ウィングチップとは
主にメンズシューズのデザインで、つま先部分の甲革に鳥が翼(ウィング)を広げたようなラインの入っているデザインです。イギリスのカントリーシューズに起源をもつトラディショナルなデザインです。多くの場合は、甲革のつま先に革パーツを1枚かぶせた形で縫い付けた形で、その縫い目とパーツの端の部分がラインとなっています。ウィングのラインや羽根、やかかと部分の縫い目にパンチ穴の穴飾り(パーフォレーション)があり、つま先に装飾的な穴飾り(メダリオン)もあるものは「フルブローグ」と呼ばれます。また、ウィングのラインがつま先からかかとまでつながっているデザインは「アメリカンブローグ」、「ロングウィングチップ」と呼ばれます。ウィングチップの選び方
カントリーシューズを起源をもつデザインなので、フォーマルシーンには不適ですが、トラディショナルなデザインであり装飾性が豊かなので、平常時のトラディショナルなファッションスタイルにはよく合います。甲革のツヤの度合いやソールの厚さ・材質によってビジネス向きからカジュアル兼用まで、幅広いタイプがありますので用途に応じて選ぶとよいでしょう。基本的に穴飾り等装飾が多いほど、またソールが厚いもの、またソールがスポンジ素材のものはカジュアル度が高いです。羽根については内羽根式より外羽根式の方が、甲革のツヤ感についてはツヤの無い方がカジュアル度が高いです。試着の際に気を付ける点としては、ウィングチップの場合、内羽根式・外羽根敷、どちらのデザインも多いですが、内羽根式の場合、羽根が前で甲革に縫い付けられており横に開き方を調節できる度合が少ないので、甲の高い方、甲の低い方は合わない場合がございます。ひもを締めた時に羽根が上の方で数ミリ開く程度が適度な状態です。外羽根式の場合は、羽根の部分を横に広げて調節しやすいので甲高の足の方におすすめです。また、足指の付け根の部分で足の上側と甲革の間の空間があき過ぎになっている場合は、着用を始めるとその部分の甲革が深く折れ曲がり足に当たり痛みを感じたり、深い履きしわが入ったりする可能性が高いです。その部分を指で押して足と甲革の間の空間があき過ぎていないか確認することをおすすめいたします。