革靴にはたくさんの種類があります。
そのため、普段ビジネスシーンで革靴を履いていても「自分に合う革靴がわからない」「私服との合わせ方がわからない」と悩む方はいるのではないでしょうか。
本記事ではカジュアルコーデに合う革靴の種類や選び方のポイント、革靴に合わせたおすすめのカジュアルコーデなどを紹介します。
公開日:2022年11月8日
最終更新日:2024年1月16日
目次
01|【カジュアルに合う革靴の種類】
02|【フォーマルな革靴とカジュアルな革靴の違い】
03|【カジュアルな革靴を選ぶときのポイント】
04|【おすすめのメンズカジュアル革靴5選】
05|【おすすめのメンズカジュアル革靴コーデ3選】
06|
【知っていると靴が長持ち!革靴のお手入れ方法】
07|【まとめ】
【カジュアルに合う革靴の種類】
革靴にはビジネス向けのものとカジュアルにも使いやすいデザインのものがあります。
カジュアルな服装にも合わせやすい革靴は以下の種類です。
● フルブローグ(ウィングチップ)
● Uチップ
● ローファー
フルブローグ(ウィングチップ)は、革靴のつま先に穴飾りがついている革靴のデザインのことを指します。
発祥はスコットランドで、靴に穴飾りをつけて靴を乾きやすくしたのが由来と言われています。
Uチップはノルウェーの漁師が履いていた靴が由来とされ、上から見ると甲の上の飾りがU字型になっています。
アメリカではゴルフ、イギリスでは田舎の道を歩くとき、フランスでは狩りのときに履かれていたとされる革靴です。
ローファーは紐のない靴で、「怠け者」という意味があります。
紐がなく履きやすいので人気の革靴です。スーツにはもちろん私服にも合わせやすい革靴です。
【フォーマルな革靴とカジュアルな革靴の違い】
革靴はフォーマルやカジュアルなどのシーンに合わせて種類を使い分けるのが一般的です。
フォーマルな服装におすすめの靴は以下の特徴をもつ革靴です。
● 黒い靴
● 内羽根式の靴
内羽根式とは、靴の履き口がV字型に開き、紐で締めるドレッシーなタイプです。
カジュアルな服装に合わせにくいデザインですので、上記の靴のデザインは避けたほうが無難です。
【カジュアルな革靴を選ぶときのポイント】
〇外羽根式の革靴を選ぶ
カジュアルな服装に合わせるなら外羽根式の靴がおすすめです。
内羽根はフォーマルな服装に合う一方で、外羽根式はカジュアルな服装に合います。
外羽根式とは、履き口が外に開き、紐で締めるタイプです。ブラッチャーやダービーと呼ばれることもあります。
〇シンプルなデザインかつ、色は派手すぎないものを選ぶ
シンプルなデザインかつ、色は派手すぎないものを選ぶと、カジュアルなコーデに合わせやすくなります。
シンプルな革靴のデザインとはつま先がとがりすぎず、少し丸みがあるものです。
つま先がとがりすぎると靴の個性が強くなりすぎてしまい、合わせる服装の幅が狭まります。
色は黒やこげ茶といった派手すぎないものを選ぶと、カジュアルな服装に合わせやすいです。
派手な色だと靴が目立ってしまうため、服装に合わせる難易度が高くなってしまいます。
〇ローファーを選んでみる
ローファーを選ぶと、カジュアルコーデがしやすくなります。
もともとローファーはカジュアルな用途で使われる革靴なので、カジュアルな服装との相性はバッチリです。
さらにローファーの中でも派手な色を避けると合わせやすくなり、スニーカーと比べるときれい目なコーデができます。
黒い革靴はフォーマル向けと先述しましたが、例外として黒いローファーもカジュアルな服装に合います。
紐がないということは紐で調整ができなくなるということなので、紐がある革靴よりもサイズ選びやフィッティングが重要になります。
【おすすめのメンズカジュアル革靴5選】
・madras メタインソール搭載シューズ レースアップビジカジシューズ M650MT
程よい長さにノーズが抑えられたラウンドトゥラストに、ボリューム感あるタンクソールを掛け合わせたカジュアルアイテム。
重厚感あるシルエットに対し、発色良く肌触りソフトなベジタブル鞣しレザーをアッパーに使用するなど、マドラスブランドらしい遊び心が溢れたアイテム。
・メタインソール搭載シューズ コインローファー M622MT
斑模様が際立つアッパーは、マドラスブランドならではの気品ある仕上がりに。
マッケイ製法により独特の返り(屈曲性)の良さを備え、バンカー(滑り止め)がレイアウトされたレザーソールとの相性も抜群。
・全天候快適なスリッポン・カジュアルシューズ MW7605
防水性を備えながらも、柔らかく足馴染みの良いアッパーレザーと、ほどよい軽さとクッション感に富んだアウトソールの組みまわせが、様々なアクティビティーをサポート。
カジュアルシーンは勿論、ライトビジネスシーンにもピッタリなスリッポンデザイン。
・メタインソール搭載シューズ レースアップカジュアルシューズ M651MT
シュータン側面にはエラスティックが内蔵され、フィット感の向上が図られたダービータイプの外羽根ストレートチップデザイン。
足裏の3つのアーチを支える特許取得【metaインソール】搭載なので、履き心地も抜群です。
・メタインソール搭載シューズ 秀逸さ光るスリッポンシューズ M603MT
奇抜なカットラインが個性的な、スリッポンデザイン。
船嘴(せんし) からインスパイアを受け、爪先中心部分にエッジを効かせたビークトゥを使用。
底の返り(屈曲)の良さえを重視したマッケイ製法を用い、端正で柔靭な構造に。
・ジャケットとストレートデニムで品良く M654MT
ボリュームのあるタンクソールを使用した黒のビットローファーは野暮ったくなりすぎないように、
シックな色味のジャケットにあわせて品よくコーディネートするのがおすすめ。
カジュアル感がですぎないように紺のストレートデニムで大人カジュアルに。
・斬新なクロスベルトローファーはインナーも明るめで M621MT
ローファーのベルト部分をクロスさせることで他にないデザイン性を実現。
落ち着いた色味のバーガンディーにはウール素材のチャコールグレースラックスで綺麗めに。
差し色のマスタードカラーニットが全体を軽く見せてくれます。
・80年代を彷彿とさせるワイドデニムに相性抜群 M650MT
ダークブラウンのプレーントゥは薄めのデニムであわせたい。
ボリュームのあるタンクソールが男らしさを上げてくれます。
ニット×シャツにあわせてカジュアルに。
【知っていると靴が長持ち!革靴のお手入れ方法】
・靴を脱いだ後は必ずブラッシングをする
革靴のブラッシングは革を長持ちさせるために必要です。
革にブラッシングをすることで、革のツヤを出すことや靴のホコリをとることができます。ホコリがついたままだと革の水分を吸ってしまい、
革靴の寿命を短くしてしまう可能性もあります。
革靴の寿命を長くし、きれいな状態を保つためにも脱いだ後はブラッシングをしましょう。
・靴を磨くときは靴用のクリームを使う
革靴用のクリームには大きく分けて3種類があります。
● 乳化性クリーム
乳化性クリームは革靴の革に栄養の補給ができ、靴磨きには必須のクリームです。
● 油性クリーム
油性クリームは革靴のツヤを出す効果があり、水分量が少ないので粘り気があります。
● ワックス
ワックスは油性クリームよりも水分がなく、油性クリームよりもツヤを出すこと可能です。
ワックスを使うと鏡面磨きというつま先を光らせるツヤを出すことができるので、靴磨きの仕上げに鏡面磨きをしたい方はワックスの購入がおすすめです。
【まとめ】
カジュアルな服装に合わせやすい革靴は、「フルブローグ」「Uチップ」「ローファー」の3種類が特におすすめです。
また、「黒い靴」「内羽根式の靴」はフォーマル向けの革靴が多くカジュアルには合わせにくいため、
シンプルなデザインや派手すぎない色の革靴を合わせることをおすすめします。
フォーマルな場面はもちろんですが、カジュアルコーデとして季節やファッションアイテムと革靴の組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。