Madras100styles Special

女優高岡 早紀さんSAKI TAKAOKA
  • 写真/田中駿伍(MAETTICO)
  • スタイリング/河部菜津子(KiKi inc.)
  • ヘア&メイク/千吉良恵子(cheek one)
  • 編集&文/POW-DER
女優高岡 早紀さんSAKI TAKAOKA

神奈川県藤沢市生まれ。7歳よりクラシック・バレエを始め、モデル活動を経て、14歳の時にマドラスの「第3回シンデレラ・コンテスト」で4600人の中から優勝し、芸能界入り。1988年には歌手デビューも果たしました。1990年には映画『バタアシ金魚』で主演、その後、数々のTVや映画作品で女優として活躍しています。
2021年はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で朝ドラに初出演。また5月20日には初のエッセイ集『魔性ですか?』(KADOKAWA)が刊行されました。6月18日には主演映画『リカ~自称28歳の純愛モンスター~』が公開。

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Interview インタビュー

デビューのきっかけとなったマドラス
100周年を越え、さらに素晴らしいシューズを期待しています!

14歳の時に鮮烈デビューした高岡早紀さん。1988年に公開された岡田真澄さんとのコマーシャルは大変話題を集め、その印象は未だ鮮明に残っています。当時の思い出を教えていただけますか?
「まだ幼かったので当時のことは詳しく覚えていないのですが、自分の人生の中では本当に衝撃的なことでした。オーディションを受けたきっかけは、バレエがやりたくて、イギリスに留学するための資金になればと漠然と考えていたんです。コンテストでは私が一番若く、違和感しかなかったのですが、優勝してしまいました。そこからコマーシャルに出演したり、歌を歌ったり……、周りの製作スタッフは当時の一流の人たちばかり。いろいろなことがどんどん急激に進んでいくので、私だけが一人取り残されているような感覚もありました。当時はマドラスがシューズメーカーであることは認識していましたが、大人の靴でしたから履いたこともなく、コマーシャル撮影で初めて履かせていただきました。マドラスのコマーシャルのおかげで、全国的に知ってもらえることにもなりましたし、今でも当時いただいたトロフィーは大切にしています。ミステリアスで大人っぽいコマーシャルで、今見ても素敵。衣装合わせなどでも、生地を選び抜き、私に合わせてサイジングをしていただいたことを覚えています」
様々な役を演じてきた高岡さんですが、プライベートではどのように靴を選ばれているのでしょうか?
「幼い頃からバレエを習ってきて、美しく見えるための四肢の使い方を身につけてきたので、舞台や演技で役に立つことも多かったです。特に足への負担は気を使っているので、靴選びは慎重にしています。もちろんフォルムやデザイン重視で選ぶこともありますが、プライベートでは足に負担が少ないペタンコ系の靴が多いです。マドラスの靴は足のことを考えて作られているので、安心感があります。パンプスやローファー、ヒール、どれも履き心地が良く、足に負担がかからないのは嬉しいですよね。やっぱり女子は靴と鞄はコレクトしたがる性。クローゼットには履かなくなった靴も含め、数え切れないほど眠っています。履かないのに取っておく靴っていっぱいあるんですよね」
2021年は、映画公開やエッセイの出版、朝ドラの出演など、様々に活躍されていますよね?
「マドラス100周年とも合致しましたが、今年は様々なことが重なりました。仕事のスタンスやプライベートの自分のあり方は変化していませんが、心の余裕ができてきて、今まで通り変わらずに、ますます自由に生きていきたいと考えています。私自身は停滞しているのはイヤな性格。これからの人生は、成熟した女性になっていくために、どのように歩んでいくかが課題です。無理に変化をするのではなく、自分らしさを深めていきたいと考えています」
100周年を迎えたマドラスにメッセージをいただけますか?
「100周年おめでとうございます。祖母が今100歳なのですが、それを見ていても企業の100周年は凄いことだと思います。今までのファンを大切にしながら、これからは若い世代にもっとアピールしていただき、素晴らしいシューズをたくさん生み出していってください。私もいつでも協力します(笑)!」

男と女のマドラス

1980年代に行われた「マドラス イメージレディコンテスト」。高岡早紀さんは1988年に開催された第3回コンテストで優勝し、岡田眞澄さんとCM出演し、注目を集めました。

高岡さんオススメのメンズシューズ

M482 WHT¥19,800

足元を鮮やかに彩ってくれるバイカラー・コート・
スリッポンスニーカー『NEON』シリーズ M482

ステッチレスなディテール仕様で、ソールには軽量で屈曲性の高い軽量比重ラバーを使用したスリッポンスニーカー。真っ白なカラーに踵側面にワンポイントでmadrasエンブレムが入っています。抗ウイルス・制菌・抗カビ・防臭・消臭機能を持つ『NEW FINE Plus』素材を靴内部に採用し、快適な履き心地をキープします。

「昔は男性の履いている靴も気になっていましたが、今はシチュエーションに合っていてその人のキャラクターに合っていれば何でもいいかなぁと思うようになりました。白のレザースニーカーは清潔で爽やかなのでオススメです。
これからの夏の季節、街歩きにもいいですし、ちょっとしたレストランにも気後れすることなく履けると思います。
息子たちにも履かせたいシューズですね」

01.Coordination 高岡さんお気に入りシューズ&コーディネート

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point

    「バレエシューズのようで一目で気に入ったのが
    このレースアップシューズ。
    履いてみると想像以上に革が柔らかくて、
    足に負担がかからないのでずっと履いていられる感じでした。
    シンプルなシューズなので、アシメトリーな要素のアイテムを合わせてフレッシュなイメージで着こなしてみました。
    シックな靴を逆にカジュアルに演出した、
    意外性のある遊びのあるスタイリングがポイントです」

高岡早紀さん着用シューズ

DML7111 CAMEL¥13,200

『SOFURA』不動の定番になる
レースアップシューズ

MODELLOの新シリーズ『SOFURA』のレースアップシューズ。柔らかい素材の持つ伸縮性を活かし屈曲性が良く、しなやかな履き心地が味わえます。さらに抗ウイルス・抗菌加工を施し、SIAAマークを取得しているので、安心して履けるのも嬉しいところ。シンプルなシューレースタイプなので、足元にエレガントさをプラスしてくれます。

02.Coordination 高岡さんお気に入りシューズ&コーディネート

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point

    「ドレスにはベーシックなパンプスを合わせるのが普通だと思いますが、私はあえて
    ちょっと難しそうな靴を選んで、こんなコーディネートもできるんだよ、という提案を込めた遊びのある着こなしが好き。
    シンプルでエレガントなドレスは、
    裾がレイヤーでちょっと遊び心を持ったものをセレクト。
    エレガンスから幅を持ったイメージに仕上げたいので、
    靴はビット付きのヒールアップ・ローファーを合わせました」

高岡早紀さん着用シューズ

MAL0027 BLACK¥37,400

マドラス東京ファクトリー製 マッケイ製法 ビット付き ヒールアップ・ローファー MAL0027

ビット付きのラウンドトゥ・デザインでエレガントなスタイルのヒールアップ・ローファー。マドラス東京ファクトリー製で、こだわりのマッケイ製法で作り上げられ、返りが良く履いた時から足馴染みが良いのがポイントです。太めのチャンキーヒールを使用していますので、安定した履き心地も特徴です。