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FILE.076 株式会社コメ兵ホールディングス 代表取締役社長 石原 卓児さんTAKUJI ISHIHARA

愛知県出身。中学時代からラグビーで汗を流し、大学は渡英し英国暁星国際大学に入学。卒業後、1996年新宿のヨドバシカメラに入社。1998年コメ兵に入社し、カメラ売場に配属。その後、時計売場の責任者などを務めるなど10年ほど現場に立ちました。有楽町や新宿の店舗の立ち上げを担当し店長を務め、2010年に常務取締役、2013年代表取締役社長に就任。
www.komehyo.co.jp

先人の想いを継ぎながら新しいことにチャレンジする姿勢に共感

1947年に『米兵商店』として創業して以来、名古屋を代表する企業として成長を遂げ続けているコメ兵。その4代目を務めているのが石原 卓児さんです。
「コメ兵のビジネスモデルの核はリレーユースという思想です。単純に中古品を売るということではなく、モノにきちんと付加価値をつけて、あらためて世に送り出すという役割を担っていると考えています。各メーカーが作った良い商品に、きちんとメンテナンスを施し、しっかりと真贋判定を行い、アフターケアも万全にすることで、単なる再利用にとどまらない、“良質”をつなげていく。これは世界が求めている、サステナブルな社会の実現に貢献する事業だと思います」と話す石原さん。コメ兵は2022年には75周年を迎えます。
「2020年にコメ兵ホールディングスとして新たにスタートを切りました。歴史がある会社は保守的になってしまう傾向がありますが、先人の想いを引き継ぎながら新しいことにチャレンジして進化していこうとする意思によるものです。そして我々と共通する思想をマドラスにも感じます。国内外に出張に行くことが多く、とにかく歩くことが多いので、靴は自分の足に合う良質で長く使えるものを基準に選んでいます。これからもマドラスは良いものを作り続け、マーケティングリサーチを積極的に行いながら、さらに進化していってほしいと思います」

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私はこれを選びました

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ソフトさと軽量さにこだわりながら、安定した履き心地と耐久性を実現したレザースニーカー。ウイルス加工を施したクラストレザーを染め上げ、綺麗なグラデーションが特徴です。アウトソールにはVIBRAM社新型配合のLITE-BASEを採用し、軽量さとグリップ力を両立しています。

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point1

    スーツとシャツはオーダーにこだわっている石原さん。名古屋の繁華街である錦で、オーダーメイドのスーツ専門店として45年を超える歴史を持つ『オーダーサロンタナカ』で仕立てています。表地はベーシックで、裏地で遊ぶのが石原さん流のこだわり。

  • Point2

    時計は『シェルマン』のワールドタイム ミニッツリピーターを愛用。999本の限定時計で、長い間欲しいと思っていた石原さんですが、偶然コメ兵の店頭で見つけて購入したとのこと。七宝焼の文字盤の美しさにも惹かれたそうです。

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