madras 100 styles

FILE.053 靴磨き職人 河村 真菜さんMANA KAWAMURA

名古屋出身。名古屋の一般企業の受付として勤務後、名古屋のシューシャインサロン『GAKU PLUS』で修行を開始しました。その後、東京・自由が丘で『GAKUPLUS TOKYO』のオーナーとして活躍。現在は公式LINEで靴磨きの注文を受け付けています。
https://www.instagram.com/mana_kawamura/

お客さまの思い出と共に靴を磨きます

男性のイメージが強い靴磨き職人の世界に飛び込み、注目を集めている河村 真菜さん。
「24歳の時に友達から借りた本『イタリア人の働き方』を読み、その中に出てくる靴磨き職人のロザリーナさんの働き方に憧れ、靴磨き職人の世界に入りました。地元名古屋の『GAKU PLUS』で修行したいと思い何度もお願いしましたが断られ続け、4度目にやっとOKをもらいました。知識ゼロの状態から革や靴について学んでいき、オーナーの革靴を家に持ち帰り磨いて、それを戻してアドバイスをもらうということを繰り返しましたね。修行を始めて4ヶ月目に初めてお客さんの靴を磨くことができましたが、初めてカウンターに立ったときは本当に緊張しました。お客様の靴は一足一足違いますし、今でも毎回勉強だと思っています」と話す河村さん。話の端々から靴磨きに対する愛を感じられます。
「靴磨きの際にお客様の靴とのお話は私にとって贅沢な時間。靴との思い出をお伺いしながら、靴磨きに思いを込めています。靴磨きでカウンターに立つときはスーツかセットアップで紐靴のスタイル。反面、休日はカジュアルな服装がほとんどです。マドラスは私の地元の名古屋企業なので親近感がありますし、靴づくりを100年続けてきたことには本当に頭が下がります。今後は女性に向けて靴磨きをもっと広めていきたいので、そのために女性向けの本格革靴のプロデュースをしたいと思っています。」
 

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私はこれを選びました

MAL0029 BROWN/C ¥27,500

ロングノーズのフレンチ・スクエアトゥデザインのシンプルなスリッポン。マドラス東京ファクトリー製で、ひとつひとつ手続きで仕上げています。抗ウイルス、抗菌加工を施してあるので、安心して履けるのも魅力です。
 

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point1

    休日のワンピーススタイルには『メゾン マルジェラ』のバッグを合わせて、シンプルでリラックスした雰囲気に。ビッグの革にも定期的にオイルを入れてメンテナンスもバッチリです。
     

  • Point2

    仕事中、アクセサリーは一切つけない河村さん。休日もシンプルなイヤリングをつける程度だそう。靴磨き職人という仕事柄ネイルもせず、革への影響を考え自分の手が荒れない靴クリームしか使わないとのこと。
     

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