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FILE.045 株式会社安藤七宝店 代表取締役社長 安藤 重幸さんSHIGEYUKI ANDO

名古屋市生まれ。大学卒業後、商社系燃料会社に勤務。30歳の時に家業を継ぐために七宝焼の製造販売業を行う安藤七宝店入社。入社後間もなく銀座にある東京支店に転勤し、42歳の時に代表取締役社長に就任しました。
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老舗企業として伝統技術を次の世代に引き継いでいく

1880年に創業し、国の指定を受けた伝統的工芸品である尾張七宝の製造技術伝承を行っている安藤七宝店の5代目を務める安藤 重幸さん。
「七宝は非鉄金属に色ガラスを焼き付けた金属工芸品で、江戸末期に梶常吉によって尾張七宝の技法は確立されました。明治に入り世界各国で開かれた万国博覧会で、七宝の魅力が世界中に知れ渡り、高い評価を得ました。安藤七宝店は海外・国内で多くの賞を受賞し、1900年に宮内省御用達を拝命。伝統的な花瓶や額などはもちろん、文具やアクセサリーを始め商品ラインナンップは多岐に渡ります」と話す安藤さん。お店に隣接する蔵には安藤七宝店代々の貴重な七宝が展示されています。
「仕事ではスーツ姿が基本。シルエットがきれいに見えるよう、サイズ感には気を配っています。また七宝の小物を身につけることが多いので、それらが引き立つような服装を心がけています。同じ名古屋企業であるマドラスは、学生の頃見たチャーリー・シーンのCMが強く印象に残っていて、現在は名古屋グランパスエイトとのコラボシューズを愛用中です。弊社は伝統工芸品を残していくために若手職人の育成や製造施設の整備にも注力していますが、マドラスも靴作りの伝統を引き継ぐ活動を精力的に行っていますよね。時代に合わせた変化をしながら、一緒に頑張りましょう!」

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私はこれを選びました

DM9604 BRNLBR ¥29,700

マドラス 100周年記念モデルのオリジナリティ内羽根のドレッシーなシューズ。タンニン鞣しや材料など環境に配慮し、時代に合わせたサスティナブルな作りが特徴です。美しいグラデーションが洗練されたビジネススタイルを作り上げます。

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point1

    ジャケットに七宝のピンズを付けている安藤さん。スーツはイタリア人が好きな配色であるアズーロ・エ・マローネ(茶×青)のカラーコーディネートをすることが多いとのこと。

  • Point2

    七宝のカフスと2018年に『セイコー プレサージュ』から発売されている七宝ダイヤルモデルを愛用しています。オーダースーツもブルーのステッチを入れるところなど、安藤さんのこだわりが見て取れます。

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