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FILE.097 株式会社Wellness Me 代表取締役CEO 長瀬 次英さんTsuguhide Nagase

京都府出身。中学・高校は米国の東海岸で過ごし、中央大学総合政策学部・国際政策文化学科を卒業し、2000年にKDD(現KDDI)に入社。その後、J.Walter Thompson Japan、ユニリーバ・ジャパン/ユニリーバ・オーストラリア、フェイスブック・ジャパン、インスタグラム・ジャパン、LDH JAPANなどで活躍。現在は東京FMのチーフデジタルプロデューサーや高級イヤホンを取り扱うMIX WAVE社のCDO(デジタル最高責任者)など数社をかけ持つパラレルワーキングを実践し、かつ幸せと健康をサポートする株式会社WellnessMeを設立しました。著書に『マーケティング・ビッグバン インフルエンスは「熱量」で起こす』(CCCメディアハウス)。
https://wellnessme.tokyo/company.html

デジタル時代だからこそブランドとしてストーリー性が大切

日本初のCDO(チーフデジタルオフィサー/最高デジタル責任者)であり、グローバル団体であるCDO Clubにて世界で12番目となるCDO of The Year2017を受賞したことでも知られている長瀬 次英さん。
「Facebookはアメリカの友人とのコミュニケーションツールとしてスタート当初から使用していて、フェイスブックジャパンのマネタイズ立ち上げの際に、ブランドビジネス開発責任者・クライアントパートナーとして参画。その後2014年にはインスタグラムの初代日本事業責任者に就任しました。ロレアルの日本法人では初代CDOを務めましたが、そのビジネスにおいて決して変わることのない一番大事なところは何かを見極め、デジタルをどのように活用するといいのかをしっかりと判断することが大切であることを伝えていきました。闇雲にデジタルを取り入れればいいってわけではありません」と話す長瀬さん。各企業でDXが進んでますが、それぞれの特性を見極めることの重要性を説きます。
「仕事でも基本はリラックスしたスタイルです。洋服も靴もブランドやお店を決めずに、欲しいと思えるものに出会ったら購入します。ストーリーのある商品に惹かれるので、セールでは買いません。マドラスの銀座店を訪れたことがありますが、そうして店に訪れて、マドラスの靴を履いているファンを末永く大切にしてほしいと思います。マドラスが優れた靴であることはわかっていますし、顧客データなどはデジタル化できますが、デジタルでサポートできない部分が靴の一番の価値だから。きっかけや体験、ストーリーを重ねてブランドの魅力をさらに広げていってもらえればと思います」

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DMW751G WHITE ¥17,600

上質なレザーを使用し、圧倒的な機能を詰め込んでスニーカーのような履き心地を実現した『モデロウォーク』の新感覚シューズ。GORE-TEXファブリクスなので防水性と透湿性に優れ、超軽量で足へのストレスを軽減しています。

Coordinating points

コーディネートのこだわりポイント
  • Point1

    ベースボールキャップの老舗『New Era Cap Company』とMoMAのコラボレーションで誕生したニューヨークヤンキースのキャップ。キャップ好きの長瀬さんのコレクションの中でもお気に入りの1点です。

  • Point2

    シャツは『MISTERGENTLEMAN』のダブルフロントロングシャツ。表地は無地のロングシャツで中地はストライプ柄仕様になっています。肌触りの良いコットンブロードで、一枚でさまざまな着こなしが楽しめます。

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