靴の用語辞典靴に関する用語満載
ラ行
ライディング・ブーツ
乗馬用のブーツのこと。
ライニング・レザー
靴の部分の呼び方で、裏革のこと。
ラウンド・トウ
靴型トウの形の一つで、厚くて丸いものをいい、ブル型ともいう。
ラスティング
つり込みのこと。同項参照。
ラスト
靴型のこと。同項参照。
ラバース
ゴムでつくったあまり深くないオーバーシューズで、悪天候のときに、男女を問わず、子供も用いる。主にアメリカでいう言葉である。
ラバーソール
素材にゴムを用いた靴底の総称。
ラムスキン
生後2ヵ月ぐらいまでの仔羊皮のこと。高級手袋、衣料用などに使われる。
リザード
トカゲ、またはその革。
リブ
ウェルト製法において、中底に溝を作る際に、掘り起こされた革の薄いつまみを言う。
ルイ・ヒール
ヒールの中央部が窪み、優雅な曲線を描いているヒール。ルイ14世が好んではいたことから、この名があると言われている。
レース
靴の「紐」をいう。「レースの靴」または「レース付きの靴」と呼ぶ場合は「紐付きの靴」ということになる。なおレースシューズ(lace shoes)となると、編み上げの短靴の総称として使われている。
レイン・シューズ
雨靴のこと。雨靴の総称として、わが国でもっとも一般的に使っている語である。英、米ではレイン・シューズとはほとんどいわず、ふつうレイン・ブーツといっている。
レイン・ブーツ
雨靴のこと。わが国ではふつう「レイン・シューズ」といっている。
レザー・ボード
タンニン鞣しの革の繊維を分解混合し、これを天然または人工ラテックスで固め圧縮してつくる革の再生板。主に中底や月型に用いる。
レザー・メッシュ
メッシュは網の意。革で編んだ網。細いひも状の革を手編みでつくる。靴の素材として、通気性の点で歓迎されている。
レッグ・ブーツ
かかとの上部までの長靴で、特に編上げになっていないものをいう。
レプタイル・レザー
爬虫類の革で、ヘビ、トカゲ、ワニなどがある。
ロー・シューズ
かかとより低い位置にはき口のある靴のことで、ふつうロー・カット(low cut)と呼ばれ、短靴、浅靴などと訳されている。
ロー・ハイド
原皮を石灰漬けにして毛を抜き、そのまま乾燥させた生皮のこと。鞣製はしていない。この革は、靴紐、ベルト、木槌の柄や頭部、袋物、太鼓革など用途は広い。
ロー・ヒール
低いかかと。普通3cm以下の低いものをいう。
ローファー・シューズ
スリッポンの一種。デザインはモカ・タイプで、ウエスト部を横切って、中心部に細長く切り込んだ穴のあるベルトが付けられている。この穴にコインを入れてはくので、"コイン・シューズ"あるいは"ペニー・ローファー"などとも呼ばれる。
ロッキング・ホース・シューズ
底が厚く、返りを考慮して爪先部を弧を描くようにカーブさせた、日本のぽっくりのようなスタイルのソール・デザインの靴。1988年、イギリスのファッション・デザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドが発表したものはその典型だ。
ロック・ステッチ
出縫いのような縫い目、上下2本の糸が中間でからみ合って、ステッチされているもの。