Craftsmanship × Technology
熟練の技と最先端のテクノロジー

伝統のクラフトマンシップは、いつも揺るがない。
いつまでも鍛え続けられる。

新鋭の技術と熟練の技

1921年の創業当時、米国から製靴機械を導入し、日本の製靴産業を一気に近代化させました。靴づくりにおいては困難とされてきた省力化・自動化にいち早く取り組んできました。マドラスのクラフトマンシップは、熟練の技能者の技と最先端のテクノロジーが融合する、靴づくりの理想を実現しています。

伝統の技術があるからこそ、
新しい靴づくりを追求できる

近年、人はより清潔で快適な機能性を靴にも求めるようになってきています。マドラスでは、機能素材メーカーや本底メーカーなどとのタイアップにより、人間工学に根ざした先進的な靴づくりを追及しています。たとえば、吸湿性、強度に優れた中底。抗菌防臭、消臭、防カビなどの内部加工。雨の日にも快適な撥水加工。あるいは歩行時の負担を軽減し、外反母趾などを予防する木型設計。90年におよぶ靴づくりのノウハウはしっかり受け継ぎ、時代が求める新しい靴をつくるための技術開発を日々追求しています。伝統があるマドラスだからできる技術の進化と考えています。

マドラスの製造過程

今日市場で見られる靴は用途によって、製法やデザインが多種多様でその製造は千差万別です。
一般に靴の製造工程というのは、甲革をまとめて縫い合わせる製甲作業と、
いくつかの異なった製法で底付する作業に大きく分けることができます。

製甲作業

靴型とペーパープランで決定したデザインを基に型紙を作り、
その型紙により表甲・甲裏・中底・表底など必要なすべての抜型を作成します。
もちろんグレーディング・マシンによって、サイズ別の伸縮型も同時に揃えます。

01

断裁
革は一枚一枚品質が違うばかりではなく、一枚の革でも部位によっても大きな違いがあります。またその革の繊維方向によっても強さが違ってきます。靴の甲裁断は、革の表面・裏面のキズを避けて抜く以外に、こうした品質や革の方向性の違いを注意しながら、一枚の革をムダなく裁断しなければなりません。

漉(す)き
断された甲革・裏革を縫い合せや張り合せ易くするために、革の縁の断面を斜めに取ります。

02

折り込み
革の断面をきれいに仕上げるために、革の縁を斜めに漉いたものを、接着剤をつけて内側に折り曲げます。

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04

縫製
裁断・漉き・折り込みされた各部の部品を縫い合せる作業です。

完成
これで甲革の部分だけは出来上がりです。ここまでの作業を製甲作業とよんでいます。

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底付作業

これからは各種の製法により作業方法が大きくかわります。
ここでは、高級紳士靴に用いられるマッケイ製法を基に底付作業の工程と製法を説明します。

01

先芯・月型芯入れ
この作業はつり込み作業の準備をするところで、甲革のツマ先部分に先芯、カカト部分に月型芯をそれぞれ甲革と裏革の間に入れます。

02

中底仮どめ
靴型に中底をクギで仮どめします。

つり込み
甲革を靴型に密着するようにかぶせ、靴型に仮どめした中底に接着します。

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シャンク・中物入れ
中底の中央から踵部にかけてシャンク(金具)が中底に取り付けられています。これは靴の骨組みとして重要な役割を果たします。また、中底と本底との空間をうめるために中物といわれる詰め物を入れます。一般に中物の材料としては、コルクやスポンジが多く使われます。

本底付
つり込まれた甲革の底面をバフしたのち、接着剤を塗布し、圧着機にかけ本底としっかり張り合わせます。

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マッケイ縫い
表底を張り付けたのち、靴型を抜き、表底・中底・甲革とを機械でロックステッチ縫いをします。縫ったあと、再び靴型を差し込みます。

仕上
カカトや底面・甲革を仕上げたものに、敷革が入れられ、デザイン別、サイズ別に靴箱に入れられます。これで靴の出来上がりです。

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本物へのこだわり

マドラスは、イタリアの靴づくりの伝統を踏襲しながらも、 日本人の求める快適な履き心地と機能性、そして美しいデザインを追求し続けてきました。

伝統の技術

新しい靴づくりの裏には、伝統の技術が活きている。 マドラスだからできる技術の進化。

本物を追い求めてきた歴史

90年以上の伝統技術があるマドラスだからこそ、新しい靴づくりを追求できる。