
マドラスの名前の歴史は、イタリア人 バレンチノ ピコロット氏が一人で会社を設立した1946年にさかのぼります。 彼の会社は、長年の努力が報いられ、本場イタリアにおいて著名な靴会社の一つとして認知されるまでに成長しました。初期の頃に生産していた靴は、高品質のキッドを使用した手縫いのモカシンでした。この高級素材はイタリアで鞣すのですが、原材料となる原皮はインドのマドラス地方で入手できるものだったのです。 この高品質の革を生産する地“マドラス”に敬意と感謝を持って社名にしたとされています。

マドラスのシンボルである翼付きライオンのデザインは有名なヴェニスのシンボルが基になっています。 ヴェニスの翼付きライオンに地球儀を加えたのは、“マドラス”というブランドや商品が世界へ 浸透していけますようにという願いが込められています。
現在でも1946年に立てられた最初の工場の近くのBassano delGrappaの広場にある塔には、 大理石でできている翼付きライオンがあり、古代ヴェニスの圧倒的支配力が存在した時代があったことを 静かに証明しています。